2025年度 — デジタル時代における紙文化の継承と革新

和紙を中心とする紙文化の保存と発展を目指し、伝統と最新テクノロジーの調和を図る取り組みを展開します。


紙文化国際交流協会は、2025年度において次の4つの重点プロジェクトに取り組みます。これらのプロジェクトを通じて、紙文化の価値を世界に発信し、次世代への継承を促進していきます。

2025年度の主要目標

紙文化の保存と発信のための重点プロジェクト

会員システム更新
01

会員システムの更新

より使いやすく、会員同士の交流を促進する新しい会員システムを構築します。

個人化された会員ダッシュボード

会員ごとに興味・関心に合わせたコンテンツを表示し、活動への参加を促進します。

会員コミュニティプラットフォーム

同じ興味を持つ会員同士がつながり、知識や経験を共有できる場を提供します。

モバイルアプリの開発

スマートフォンから簡単にアクセスでき、イベント情報の取得やチケット予約が可能になります。

2025年4月 システム設計完了
2025年7月 ベータ版公開
2025年10月 正式リリース
和紙電子アーカイブ
02

和紙電子アーカイブ構築

日本全国の伝統的な和紙を高精細デジタル化し、その製法や歴史とともに保存します。

8K高精細デジタル化

特殊な光源と8Kカメラを使用し、和紙の繊維や透かし模様まで忠実に記録します。

産地マッピングシステム

各和紙の産地情報をインタラクティブマップで表示し、地域文化との関連性を示します。

製法記録ドキュメンタリー

熟練した職人による和紙づくりの工程を4Kビデオで記録し、技術継承に貢献します。

500+
和紙サンプル
47
都道府県
30+
製法記録
洋紙電子アーカイブ
03

洋紙電子アーカイブ構築

世界各国の洋紙技術と歴史を集約し、国際的な紙文化の発展を体系的に記録します。

国際コレクション

ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各地域の代表的な洋紙をデジタル保存します。

歴史的タイムライン

15世紀から現代までの洋紙技術の発展をインタラクティブなタイムラインで表現します。

製法比較研究

和紙と洋紙の製法の違いを科学的に分析し、それぞれの特性を明らかにします。

国際パートナー機関:
イタリア紙博物館
ドイツ印刷・紙歴史研究所
フランス国立図書館
米国製紙産業歴史協会
紙工芸品博物館
04

紙工芸品博物館構築

伝統的な紙工芸品から現代のペーパーアートまで、様々な紙の芸術作品を展示するデジタル博物館を創設します。

VR/AR展示体験

バーチャル空間で360度から作品を鑑賞でき、制作過程を学べるインタラクティブ展示。

現代ペーパーアートギャラリー

世界各国の現代アーティストによる革新的な紙作品を紹介するオンラインギャラリー。

インタラクティブワークショップ

オンラインで参加できる折り紙や紙工芸のワークショップで、実践的な技術を学べます。

プロジェクトマイルストーン:
収蔵品デジタル化(2025年6月完了予定)
VR展示システム開発(2025年9月完了予定)
バーチャル博物館一般公開(2025年12月予定)

参加方法

これらのプロジェクトに貢献する方法

ボランティア参加

デジタル化作業や翻訳、ワークショップ運営などのボランティアとして参加できます。特別な技術を持つ方も、熱意のある方も歓迎します。

詳細を確認

プロジェクト支援

各プロジェクトへの財政的支援を通じて、紙文化の保存と発展に貢献できます。支援者には特別なアクセス権や謝辞が提供されます。

支援する

パートナーシップ

博物館、研究機関、教育施設などの組織との連携を歓迎します。共同プロジェクトや資料共有などについてご相談ください。

お問い合わせ

2025年度目標についてさらに詳しく知りたいですか?

各プロジェクトの詳細な計画書や、これまでの進捗報告書をご覧いただけます。