デジタル和紙アーカイブ
和紙の記憶を未来へ

貴重和紙資料のデジタル保存

高精細スキャンによるデジタル化
メタデータ付与と体系的整理
長期保存とアクセス基盤の構築
研究・教育・創作での活用支援

紙文化国際交流協会では、貴重な和紙資料を高精細デジタル技術で保存し、次世代へと伝えるためのアーカイブサービスを提供しています。古文書、浮世絵、紙工芸品など様々な形態の和紙文化資料を専門的な知識と技術でデジタル化。単なるデータ化に留まらず、メタデータの整備、検索・閲覧システムの構築、活用プログラムの開発まで、アーカイブの構築から運用・活用までをトータルにサポートします。

デジタルアーカイブの特徴

高精細撮影

1億画素を超える超高精細カメラと特殊照明を使用し、和紙の質感や製法の痕跡まで忠実に記録。原資料の色彩と質感を正確に再現します。

専門的メタデータ

和紙研究者と情報学専門家による詳細なメタデータ付与。制作年代、原料、製法、用途など多角的な情報を整理し検索可能にします。

長期保存設計

国際規格に準拠したデータ形式と保存システムを採用。定期的なマイグレーションと複数バックアップで100年以上の長期保存を実現します。

多様な活用支援

収集したデータを研究、教育、創作、展示など様々な目的で活用できるプラットフォームとツールを提供。国際的な連携も推進します。

提供サービス

資料デジタル化サービス
基本サービス

資料デジタル化サービス

博物館、美術館、図書館、企業などが所蔵する和紙資料を専門的な知識と技術でデジタル化します。平面資料から立体物まで、様々な形態に対応した最適な撮影・スキャン方法を選定。原資料の保全に配慮した慎重な取り扱いと、正確な色彩・質感の再現を両立させます。基本的なメタデータの付与も含みます。

平面資料: ¥3,000〜/点
大量資料割引あり
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アーカイブシステム構築
パッケージ

アーカイブシステム構築

デジタル化された資料を効率的に管理・活用するためのアーカイブシステムを構築します。専用データベースの設計から、検索・閲覧インターフェース、権限管理、長期保存対策まで、組織のニーズに合わせたシステムを提供。クラウド型からオンプレミス型まで、様々な運用形態に対応します。

基本システム: ¥1,000,000〜
カスタマイズ可能
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メタデータ強化サービス

メタデータ強化サービス

既存のデジタルアーカイブをより価値の高いものにするため、専門的かつ詳細なメタデータを付与します。和紙の原料、製法、特性などの専門情報から、歴史的・文化的背景、関連資料との関係性まで多角的に整理。AIによる画像解析と専門研究者の知見を組み合わせた高度なメタデータ化で、研究価値を高めます。

基本メタデータ: ¥5,000〜/点
専門研究者による監修
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アーカイブ活用プログラム

アーカイブ活用プログラム

デジタル化された和紙資料を様々な形で活用するためのプログラムを開発します。教育機関向けの学習コンテンツ、研究者向けの分析ツール、一般向けの展示コンテンツなど、目的に応じた活用方法を提案。APIを通じた外部サービスとの連携や、オープンデータとしての公開支援も行います。

活用企画: ¥500,000〜
補助金申請サポートあり
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導入事例

公立博物館での導入事例

公立歴史博物館

地域の歴史を伝える公立博物館での導入事例。江戸時代から明治時代にかけての古文書や和紙工芸品約2,000点をデジタル化し、地域アーカイブを構築。館内での閲覧システム整備と、一部資料のウェブ公開により、研究者の利用が増加するとともに、学校教育での活用も広がっています。

資料閲覧リクエスト: 前年比250%増
大学アーカイブでの導入事例

大学研究機関

日本美術史研究で著名な大学での導入事例。貴重な和紙関連コレクション5,000点以上をデジタル化し、国際的な研究プラットフォームを構築。メタデータの多言語化と専門分析ツールの開発により、海外研究機関との共同研究が活性化。学術出版や国際会議での引用も増加しています。

国際共著論文: 3年間で45本発表
伝統工芸団体での導入事例

伝統工芸保存会

国指定重要無形文化財の技術を継承する団体での導入事例。過去100年間の伝統工芸品とその製作技術記録をデジタルアーカイブ化。継承者教育用のデジタル教材開発と、一般向け展示用コンテンツ制作を支援。後継者育成と普及啓発の両面で成果を上げています。

若手職人の技術習得期間: 約30%短縮

アーカイブ構築の流れ

1

要件定義・計画策定

資料の特性、目的、予算などを詳細に調査し、最適なデジタル化とアーカイブ構築の計画を立案します。

2

資料調査・整理

対象資料の状態確認、整理、基本情報の収集を行い、デジタル化の優先順位と方法を決定します。

3

デジタル化作業

資料の特性に合わせた最適な機材と方法で、高精細デジタル化を実施。一貫した品質管理を行います。

4

メタデータ作成

専門家による詳細なメタデータ付与と、検索・活用を見据えたデータ構造の最適化を行います。

5

システム構築・データ登録

アーカイブシステムの構築・カスタマイズと、デジタル化データの登録・検証を行います。

6

公開・活用支援

構築したアーカイブの運用サポートと、研究・教育・展示など様々な形での活用を支援します。

デジタルアーカイブについてのお問い合わせ

和紙資料のデジタル化やアーカイブ構築に関するご質問、お見積もりのご依頼はこちらからお気軽にどうぞ。専門スタッフが丁寧にご対応いたします。

お問い合わせフォーム
info@pcaie.com 03-XXXX-XXXX(アーカイブ事業部)